痛くない血便
潰瘍性大腸炎だとまだ判明する前の話。
自分は血便がでても
「いつか治るでしょ」
と思って、ある程度は放置していました。
いや、血便がでていましたけど、まったく痛くなかったので。
「病院に行くほどのことではないのでは？」
と思っていました。
当時は血尿はやばいって聞くけど、血便はよくあるって思っていたのかなぁ。
まぁいろいろ無知というか、それが間違っているのかは知りませんけど。
自分の中では、痛みがないので病院に行く必要はないと思っていました。
でもなかなか血便が治らないので病院に行きました。
その当時は、血便がそこまで危険なものだとは思っていなかったので、ネットで調べて
血便がでるのはがんの可能性がある
というのをみたときは、びっくりしました。
まぁこういうのは知識がないと
「まさか」
って思いますよね。
中国産とか人工甘味料もわーわー騒ぐ人がいるから
「やばいかも」
とか思うわけでしょ？
ネットとかで
「中国産は危険」
とか
「人工甘味料は危険」
とか騒ぐ人いるから、危険だと思うわけで。
知らなかったら、普通に食べれるでしょ。
なので血便がそこまで危険だと思っていなかった自分は、半年ぐらい放置していた気がします。
血便がでていなくても、下痢でしたからね。
むしろ下痢も
「こんなものでしょ」
と思っていましたね。
血便ってやばいらしい
いや血便って結構ひどい症状なんですよ！
でも自分的には、そんなにひどいものではないと思っていました。
やっぱり痛みが特になかったのが
「大丈夫でしょ」
と思わせるところがあったのだと思います。
これが痛みがあったのなら、速攻病院に行っていたはず！！
でも虫歯とかもそうですけど。
歯が痛くなかったら歯医者とか行かないでしょ。
自分は一度も歯が痛くなかったことはありません。
でも学校の歯科検診みたいなもので
「虫歯がある」
と診断されて、歯医者に行きました。
でも今では、そういうのも変わってきていますよね。
「歯の治療が虫歯のきっかけになる」
とか
「軽度の虫歯は再石灰化を待つべき」
みたいなことが言われていますよね。
だから自分は歯に関しては、軽度の虫歯で歯医者に行ったから悪かったとおもっています。
冗談抜きに歯が痛くなったことなんてないので。
虫歯で歯が痛いというのはよくわからないんですよねぇ。
歯の治療のときにしみることはありますけど。
なんかおかしくない？
そんな感じで、血便も痛みがないから大丈夫だとそう思っていたんですよ。
普通に生活できていましたからね。
でも、ひどい血便がでて
「これってやばいのでは？」
とちょっと思ったわけです。
トイレが血だらけになったのかな？
だから
「貧血になるのでは？」
とか思って、それでネットでいろいろ調べた記憶が…。
トイレが血だらけになるようなひどい血便でも。
それでも痛みはありませんでしたねぇ。
がんではなくてよかった
血便のことをネットで調べて、がんか潰瘍性大腸炎か痔。
この３つのうちどれかだと思いました。
でも、痔である可能性は低いと思ったので
「潰瘍性大腸炎かな」
と思って病院に行きました。
病院に行き検査の結果
潰瘍性大腸炎だと判明したときは「よかった」
と思いました。
当時まだ２０代ですよ。
それでがんだったら怖すぎるでしょ。
ショックで立ち直れないです。
潰瘍性大腸炎は、若い人にでやすい症状だとされています。
当時の食生活はハンバーガーとか肉系ばかりでした。
そういう点から潰瘍性大腸炎だと思っていたのですが
「万が一がんだったらどうしよう」
と思っていました。
いや、がんだったらぶっちゃけゲームオーバーでした。
金銭的な問題で！！
がんだったらお金が沢山かかる
がんだったら、多くの人は命の問題で大変だと思うと思います。
たしかにそれもあるんですけど。
がんになると入院して手術をしたりするわけで…。
出費がすごくかかるんですよ。
当時自分はまだ２０代です。
そんな自分が１０万とか簡単に取られると、とてもきつかったです。
まぁ今でも月に１０万とか取られると結構痛いんですけど。
潰瘍性大腸炎も結構お金がかかる病気です。
でも難病なので、特定疾患である程度出費が抑えられるところが助かりました。
やっぱり健康が一番お得です。
健康のためにお金を使うというのは賢いです。
病気になればお金がかかるわけですから。
それがわからない人は残念な感じです。
まぁお年よりは医療費がすごく安いから、健康への意識が高まらないのかと。
でも、若い人が病院に行けば初診料などで初回は５０００円ぐらい取られますからね。
ただ病院は、病気を見つけるために行くのではなく
【安心を得るために行くところ】
だと言われていますよね。
心配になったら、人間できることは病院に行って不安をとりのぞくことが重要になります。
いわゆる、体に心配事があれば、人間の欲求は病院で発散できることになるわけです。
健康と娯楽は近いところにあると思っています。
高齢者がよく病院に行くのは、病院に行くことが娯楽の１つというかな。
いわゆる、病院が欲求を満たす１つの場所になっていると自分は思っています。
別に遊んでいるわけではないんですけど。
病院に行くことで、安心できるというか、やるべきことをやった気になれるわけですね。
血便がでても病院に行かなくてもいい？
血便がでたら病院にいって検査しましょう。
がんだったら怖いので。
でも病院に行っても、もらえたのは薬ぐらいです。
病院に行っても、血便が良くなるわけでもない気がします。
自分は潰瘍性大腸炎の薬って、あまり効果がないように思っていますから。
もし病院に行かなくても、その後健康に気を使えば血便は治っていた可能性はあります。
だから病院に行かなくても、ちゃんとした生活を送れば血便が止まって問題なくすごせたはずです。
血便がでて潰瘍性大腸炎の症状があっても、自力で血便を治して病院に行かない人
もいると思います。
実際、それでもいいと思います。
自分の体のことは、自分でどうにかする必要があります。
自分もこういうサイトをやっていますけど、別に他人の潰瘍性大腸炎を保障したりするものではないです。
潰瘍性大腸炎の人は、甘えて他人のせいにしようとするかもしれません。
でも、潰瘍性大腸炎になってしまった自分の体を他人と入れ替えることはできませんから。
それは潰瘍性大腸炎だけではなく、どんな病気も共通していると思います。
結局は、自分の体は自分でどうにかするしかないわけですよ。
自分は薬の効果がどうのこうのよりも、食生活改善をしたほうが潰瘍性大腸炎はよくなると思っています。
いくら薬を飲んでも限界があると思います。
逆に私生活を改善しなければ、いつまでたっても血便は続いた気がします。
だから、血便がでたら病院に行くほうがいいのですが、せめて
私生活を正しくするのは最低限必要
です。
病院に行こうが、行かなかろうが、血便を止めるためには私生活を正す必要があります。
病院に行けば血便が止まるわけではありません。
血便がでて病院に行く理由は、病名を知るためです。
後は大腸カメラをして、がんやらポリープができていないか検査するためですね。
「異常無し」と判断されることで、今後の生活で不安なく生きることができます。
ストレスを感じて生きるのは、いろいろ大変ですから。
